アラゴンの道3日目 その3

2010/12/02 Thu 14:12

ウンドゥエス・デ・レルダへ

おなかがいっぱいになって元気にルエスタを出発します。

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(左)しばらく植物や木の看板が続くので、気分転換に楽しめます。橋の途中に看板があるところも!これを機会に覚えてみようかと写真を撮りつつ歩きます。
(右)覚えていますか?青い石。あっと思い出してリュックから取り出して、置いてみました。左の小さい青石が私が持って歩いていたもの。


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橋に大きな足跡が!絶対にカタルーニャの男の子のものです。今日はどこかの道路は閉鎖しているとルエスタの人達が話していましたし、今朝こんな場所を歩いているのは巡礼の彼以外にありません。彼は夕べ、ルエスタに宿泊。ここですべったんだなと思う足跡もあって、見ながら歩くと、巡礼ならではの連帯感を感じます。








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突然現れたのはErmita de Santiago。サンチャゴの礼拝堂です。



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すぐ後ろから人が来ているならともかく、すぐ溶けるでしょうから誰も読まないんですが。こういうメッセージが書いてあると嬉しかったので、自分で書いてみました!! Buen Camino(良い巡礼の旅を!)



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このあたりはしばらく山。といっても展望がひらけていて険しくありません。陽が照ってきました。日の照る部分と影の部分があるせいか、左は雪で真っ白、右は雪がゼロなんていう変わった風景が続きました。



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村が見えてきました。かなり山を降りて・・また少しのぼらなくてはいけません。このくだりがずっと石のでこぼこで歩きづらかったです。しかし村が見えていると心躍ります。


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この村へ行く道も風景も、とーっても雰囲気があってよかったです。映画の舞台になりそう。この村に入るときが一番盛り上がったんじゃなかろうか。途中の道も良いし、風景も良し。



村に入っても素敵でした!

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camiaragon (422)すっかり2人で盛り上がって、村のアルベルゲに到着しました。時間はまだ14時過ぎ。今日もゆったりコースなので午後中、時間があります。


ところでアルベルゲは入るとすぐバーカウンターになっていて、左側が食堂になっています。上の階あたりに部屋がありそう。ちょうどお昼時なのでカウンターにお客さんがいました。



前日アルティエダのおじさんから「ウンドゥエスの女の子はフレンドリーだよ」と聞いたので、そりゃー良かったと楽しみにしていました。どこのアルベルゲの人も親切なのですが、わざわざ言及するなんてよっぽど感じが良いんだろうと思ったのです。ところがこのお姉ちゃん、明るく挨拶して入ったのに(しゅうさんはどこでも明るく挨拶をして、それがとても素敵なのです!)、ろくに返事がありません。忙しいのだろうと遠慮し、出入り口すぐのテーブルでしばらく休んでいました。その間、トイレに行ったり、リュックを下ろしたり。
そのうち奥のレストランで食事を済ませたらしい労働者たちがどやどややってきて、コーヒーを注文します。これはしばらく相手にしてもらえないさそうなので、その間に、しゅうさんは私の巡礼スティックの調節に取り掛かってくれたりして時間をつぶします。すぐ入れないと身体が冷えて寒くなってきました。



待っている間に2人で話していたのですが、このお姉さんどう見てもフレンドリーには見えません対応は誰に対してもそっけないし、なんだか感じが悪いのです。

さらに張り紙を見て気づいたのですが、バルは夕方早い時間まで。それ以降は何のサービスもしないと書いてあります。(日付を書いてあったので冬だけかもしれませんが)今ランチしたら、夜ご飯のボカディージョ(サンドイッチ)でも作ってもらわないと・・と思いましたが、遅く到着した人は食べ物にありつけないということです。

さらにびっくりしたのが「靴を脱いではいけません」の張り紙。英語、フランス語、スペイン語などで書いてあります。夏に巡礼すると足が蒸れたり疲れたり痛かったりします。休憩のちょっとの時間でも、靴を脱ぎたくなるのです。張り紙がたくさんあるのはそういう巡礼者が多い証拠です。冬はその必要性を感じませんでしたが、夏場は私達も木陰でランチする時、サンダルに履き替えたりしたものです。スペイン語版には「衛生上の問題から」と書いてあったのでお店側の言い分も分かります。特にヨーロッパ人は人前で靴を脱ぐという行為を好みません。見るのも嫌という人もいるでしょう。

しかし街のレストランであればともかく、巡礼宿のレストランでそれを禁止するというのはちょっとびっくり。だいたい巡礼の宿の人達は皆さんちょっとぐらいのことは見逃してくれます。巡礼って、汚い格好で、とても衛生的でない人だって歩いているのです。初日のアルベルゲで泥だらけの靴を一生懸命取ってからレストランに入ろうとした私達を「気にしないで。みんな泥だらけよー」と言ってもらいましが私達の状況に理解を示してくれるのが普通。そういう意味で厳しいアルベルゲだなーと思いました。

さて、大勢のおじさんたちは帰りましたが、ひとり、またひとりと、人が途切れません。これはキリがない・・ということで、泊まりたいと話に行きました。そこでようやくアテンドしてくれたわけですが、他のアルベルゲだったら「今忙しいから先に上にあがってて」と声をかけてくれてもおかしくなかったと思います。

ここでしゅうさんの身分証明書を出し、名前とID番号を記入します。そこで私のも・・ということになりました。今までハカで聞かれただけ。あとの場所はまったくノーチェック(2人とも)。名前を聞かれることもなくやってきましたが、身分証明書がない人は泊まれない!ときっぱりいわれてしまいました。大ピンチです!!




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