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アラゴンの道2日目 その2

2010/12/01 Wed 15:53

アルティエダへ到着

アルティエダは他の多くの村と同じように、小高い丘にあります。丘のふもとの分岐点に矢印があります。私達はアルティエダに泊まるので丘をのぼりますが、そうでない人は素通りして先に進むのです。

camiaragon (236)この分岐点と、村に入ったところの2箇所に、写真のような青い石と看板がありました。Zona inundable. Defiende el camino.「洪水ゾーン。巡礼道を守りましょう」と書いてあります。村に入っても家のあちこちに、Aquí hay vida. Yesa No.「ここには生活がある。イェサは違う」の文字が掲げてあります。



ガイドブックに、「明日通るイェサのダムの左側の巡礼道はこのままでは消える運命にある」と書いてありましたが、家に帰って情報を調べてみました。スペイン語が分かる方はこちらこちらを読んでみてください。

長い歴史で難しい話なので誰かに要約して欲しいですが、どうやらこのダムの水量を増やすプロジェクトが決まっており、消えてしまうかもしれない村の1つがアルティエダだそうです。世界遺産である巡礼道が消えてしまうということで異議を唱えたようですが、今のところは効果がなく、2週間前にサラゴサでデモ行進が行われた模様。一番反対運動が盛り上がっていた時のようです。村に入ったところには青い石がいくつも置いてあり、「この石はイェサ増加反対のシンボルです。巡礼道のどこかに置いてください」とありましたので翌日は青い石を持って出発しました。



村に入るとすぐアルベルゲを見つけたのですが、鍵がかかっています。
・・と、すぐにニコニコした男性がやってきて開けてくれました。小さな村では巡礼者が来ると村人が見ていて知らせるなんて聞きますが、まさにそういうグットタイミング。

シャワー室など場所を案内してくれて、夕食は20時半からというのを聞いて、別れました。アルベルゲの食堂は改築中のため、どこか別の場所になるかもしれないとのこと。

camiaragon (248)
アルベルゲはだだっ広いところが多いと聞きますが、ここは5部屋に分かれているので、1部屋がアットホームです。最初にテラス付き部屋に通されましたが、暖房がついていないのを見て取って?内側の部屋に変更されました。こちらが暖かいよと。テラス付きの方が明るかったのですが、夜冷え込んでくると内側の部屋が明らかに暖かかったです。

camiaragon (244)
アルベルゲのテラス。短い距離だったので、この日は早い到着で、この時点で15時ぐらいだったでしょうか。午後はのんびりとこのテラスでビールを飲もうと二人で決めます。

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村の散策。


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camiaragon (261)
明日歩くイェサのダムが遠方に見えます。

camiaragon (265)

村を散歩して気づきましたが、店もバルもない! 唯一のバルはアルベルゲのだったようで、到着のお兄さんにビールを頼むべきでした。わずかな望みをつないで出会ったおばさんに聞いてみると、やはり店はなし。週に1度パンの日、野菜の日などがあって、村に売りに来るのだそうです。

で、実はこのアルベルゲ、水が出なかったのです。トイレに行っても水が出ず、せっかく時間があるのにシャワー浴びることもできません。水を飲むことさえできない。下のレストランが工事中だったのでそのせいだったようです。ちなみにトイレットペーパーもありませんでした。

せーっかく早く到着してくつろぐ予定だったのに、ガラガラと計画が崩れてしまいました。ビールさえ数本あれば、それだけで二人とも幸せだったのに(笑)。ビールなしでビールのつまみを食べ(笑)、粉末の抹茶カフェなるものをもらって持っていた水に溶かしてお茶します。あとは昼寝をするしかないよ!ということで、夕方から昼寝しました。

たっぷり寝たのに目覚めてみると、夕食までまだ時間があります。・・と、階下のレストランで物音がします。水が出ないか聞きに行ってみると、昼間に道で一度挨拶を交わしたおじさんがいました。実は彼もアルベルゲの管理人で、昼間のお兄さん=息子さんと二人でやっているよう。水がないと伝えるとおじさん、びっくり。なーんで早く言わなかったのかと大騒ぎして、アルベルゲに来てくれました。ついでに蛇口やシャワーもあれこれ修理し、トイレットぺーパーも用意してくれて、一気に快適になってきました。

しかしそんな修理はどうでもいいから、食事前にビールが買えないかと伝えたくて、作業中のおじさんの周りをうろうろ、もじもじする私。ようやく伝えると、もちろんの返事ばかりか、お詫びのしるしに無料にしてくれました!!!部屋では飲食い禁止と書いてあるし、気分転換に、夜の電気の明かりの下、テラスでビールしました!寒いのに!笑。

後で聞いたのですが、本当はこのアルベルゲは閉まっている時期だそうで、私達のためにあけたので準備ゼロだったようです。下の食堂も結局使えず、食事は彼らの家で取ることとなりました。


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アラゴンの道

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