アラゴンの道2日目 その1

2010/12/01 Wed 10:49

アレスからアルティエダへ

アレスの村。宿の下のレストランで朝ごはんです。村は小さいのでそれ以外に、食べる場所はありません。今日は18kmちょっとなので、朝もゆっくり。

今回サン・フアン・デ・ラ・ぺーニャ修道院に泊まれなかった私は、ハビエル城に立ち寄り、偶然見つけたレルダ修道院に泊まってみたくなりました。巡礼の本来の道からずれたコースに入るのですが、レルダに泊まることを考えて逆算していくと、この日はアルティエダで泊まることになります。観光を重視した、ちょっと変則コース。

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食べかけの写真でごめんなさい。スペイン式の、私達には物足りない朝ごはんなので、普段はつけないバターやジャムをたっぷりつけて、カロリーを身体に入れることにしました。


朝食時に、巡礼の男の子が私達のこと聞いてきた、と聞かされました。こんな小さな村なのに会わないなんて不思議に思ったのかもしれません。アルベルゲを彼のために開けたと聞いたのはこの時です。
マイナーなところを季節外れに巡礼していると、人と会わないので、社交的ではない私でも人と話がしたくなります。人との出会いが大事に思えてくる。私達は二人旅なのでおしゃべりもできますが、根がおしゃべりなスペイン人が一人で黙って歩いているわけですから、昨日は仲間が欲しかっただろうなーなんて思っちゃいました。アルベルゲに泊まらないなんて、怠惰な?巡礼者だと思われたでしょうか。
彼は早くに出発したようなので、この最初の巡礼仲間とはもう2度と会いません。向こうは今夜こそ会えると思ってるかもしれませんが、変則コースの私達はもう再び会わないことを知っています。この時は最後の日のプエンテ・デ・ラ・ライナまで巡礼者と会わないかもしれないと思っていました。


時間があるので明るいうちに、再び、村を散策します。

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小さな村なのにどこも絵になります。絵描きさんに勧めたい村。

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(左)巡礼者用の病院と書いてあります。
(中)コロっとかわいいホタテ貝。巡礼の道で何度か見かけました。下には「ほほえみの家」と書いてあります。
(右)古い扉。よーく見ると顔がついています。


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お散歩中の素敵な女性と犬。飼い主と犬は似るといいますが、本当に雰囲気がそっくり。ワンちゃんも洋服を着ていましたが、こうしてみるとペアルック風ですね。


そろそろ村とお別れ。今日の目的地アルティエダに向かいます。
今日は道中、どこの村も通りません。Berdún, Martes, Milanosの3村が遠くに見える中を歩きます。


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村のひとつ、Milanos。

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秋や冬らしい光景もあります。

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しかし全体に冬なのに意外なほど緑の多い風景にも出会いました。






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途中でレインコートをかぶります。今回天候が変化に富んでました。レインコートも何度も活躍。
しゅうさんのレインコートはリュックまで隠れるタイプですが、私のは違うので後日、中身がぐっしょりということもありました。


そうそう。途中で二人目の巡礼者と会いました。遠くの山の上から黒い影が動いているような気がする・・と思っていたら、とっても元気な様子でのしのし降りてくる若者。フランスのカルカッソンヌ出身の男の子で、歩いてサンティアゴ・デ・コンポステーラまで行った帰りなのだそうです。本来は、そして昔は帰りも歩いたものですが、今でもそんな人がいるとはびっくり!しかし実は帰りは近辺まで電車で来たそうで、なぜかというと「クリスマスにはカルカソンヌにいなくてはいけないから!」なるほど。納得です!行きはフランスの道、帰りはアラゴンの道を通っているそうで、フランスの人は行きと帰りに違う道が楽しめますね。ルエスタの村が素晴らしかった!などと教えてくれて、お別れしました。


歩いているとえ??ここ行くのー??という場面もあり、その意外性がなかなか楽しくもあります。

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突然、曲がる道。曲がった先に・・どこに道があるの??と突っ込みたくなることも!?


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この赤い橋には今年2010年建設の文字が彫られていました。できたてホヤホヤの橋だったんですね。感謝!
できる前は難関コースだったよう。写真の中央付近、川べりの石の上の黄色い点、見えますか??



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アップでご覧ください。矢印は小川の中を指しています!!



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こんな道なき道の、急勾配もあり!写真では分からないかな?降りるというより、ずりずり落ちて進みます。


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アルティエダが見えてきました!
丘のふもと、糸杉が囲んでいるところは墓地です。田舎は墓地の場所がすぐ分かります。




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