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前回の記事で、独立投票をした人は投票者の9割であったものの、有権者の39%に達しなかったと書きました。

ではこの数字はどのぐらい現実に近いのでしょうか。
警官が武力で阻止したので、投票ができなかった人たちがいると言いますが、どれぐらい多いのでしょうか。

当時は怪我をした人もおり、明らかに投票ができなかった人もいます。
暴力を予想して(予想していたと答えたスペイン人はたくさんいました)、投票へ行かなかった人もいるでしょう。

独立賛成派は反対派と違い、なんとしても行こうとした人が圧倒的だと思いますが、それでも多少控えた人たちはいたかもしれません。

反対投票にいったのに、体が大きくて先頭あたりに並んでいたため、警官二人に持ち上げられ、無理やり引きずられた男性がテレビで報道されていました。彼はあまりにも腹が立ち、結局、Yesに投票したと言っていました。つまりそのように暴力で阻止された人さえ、結局は投票をしたのです。

テレビで警官の武力行使が報道された頃、投票にいったと思われる友人たちに連絡を取りましたが「普通に投票できた、これから警官がやってくるかもしれないとう情報がある」という程度でした。周りの在住日本人たちもFacebookなどで、「普通にみんな投票所に行き、長い行列を作っている。警察はここには来ていない」という場面をアップしていました。

投票は普通よりも長引いて夜中12時近くまでやっていました。
私の住んでいるアパートの近くには学校はないようでしたが、夜中遅くまで、ウオー!!!という地鳴りのような雄たけびが何度も何度も聞こえていました。決して少ない人数ではなさそうでした。

どこかに大勢が集まっている。みんなが叫んでいる。・・・と悲痛に思いながら、夜空に響く声をを聞いていました。

テレビでも、Facebookなどでも、投票している人たちの中には「投票できた!」と、大喜びをしている人達が多いのが印象的でした。投票できたことがまるで勝利の宣言のようで、本当に満面の笑みを浮かべ、喜びを爆発させていました。

それほど投票さえさせてもらえないことが人々の心に押しかかり、投票するのに苦労したのです。
でもそれでも、結局は投票できた人が多かったようでした。

なぜなら「結局、投票をさせてもらえなかった!」と訴えた人がテレビでは一切報道されなかったからです。少なくとも私は見てません。私の知り合いにもそんな話は聞かないので、一部怪我をした人を除き、だいたいの人たちは投票ができたんじゃないかと見ています。有権者の43.03%が投票できたのです。投票箱を置かなかった町もあったので、どの町でも投票ができるようになっていました。

外からやってきたスペイン警察たちは人数も足りず、全部の投票所も把握していなかったとされます。
こっちの投票所には警察が来てないよ、という情報も、今の時代は簡単に共有できるでしょう。

その他、2度投票できた人がいるという報道もあれば、
再び計算したときに、無記投票に細工をして、Yesを増やしているようだという報道が検証されていました。
多少の賛成側の脚色はあったようですが、これは大きな数字ではないようです。

もう1つ、数字が現実的か見る方法に、2014年の独立投票が参考にできます。
あの時も同じく非公式でしたが、スペイン政府は放置しました。特に阻止した人たちはいなかったのです。

あの時も、独立したい人が投票に行く。
独立したくない人は投票に行かない。
という状態でした。

あの時の数字を日本語のWikipediaで見てみると、投票率は42.69%
つまり今回と比べて、投票率はあまり変わりません。
それを見ても、今回ものすごく多くの人が阻止されたとは思わない理由の1つです。

独立賛成は約186万。有権者のうち34.44%でした。
今回の方がやや賛成者が高いです。

2014年の時は外国人にも投票権が与えられ、賛成派は投票に行っていました。
それが上記の数字に含まれているかは分かりません。

まだまだ続きます。
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■社会・経済などまじめな話 | コメント(0)
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