増税の話つづき

2012/07/14 Sat 18:09

消費税21%と報告したばかりですが、詳細が分かってきました。もっとひどいです。

日本の人に分かりやすいように消費税と書きましたが、正確に言うと、付加価値税(IVA)と訳されます。

日本ではどうだか知りませんが、基本的には買い物だけでなく、何にでも加算されます。例えばスポーツジムの会費や映画の入場料などにも。この文化的税金は今まで、3段階のうちの2番目の税率になる税率に区分されていたわけですが、今後、一番高い税率に区分されるというのです!!

ということは今までの8%から21%への値上げ、つまり13%も値上げするんですよ。ぶったげました!
文化的費用は1つの例で、実は多くの費用が一番高い税率区分へ変更となるそうです。他にも葬祭場費用、眼鏡・コンタクトレンズ、園芸用植物、映画・観劇・サーカス、チェーン店の美容院、ラジオ業界、芸術作品の購入、芸術家や自営業者のサービスなど。

先日半年分のスポーツジム会費を払い、その時にも8%の税金高いなあと思っていたのに、21%なんて!!。ちょっとお高いスポーツジムに入りましたが、もう続けられないかもしれません?しかしまとめて支払っておいてよかったです。

交通費は真ん中の税率(それでも10%)に維持されるそうで、これがせめてもの救いですね。

アパート購入の税金は4%でしたが、来年からは10%に値上げするそう!!慌てて買う人が増えて、またまたミニバブルが起きるかもしれません。

私にとって大ショックなのは、自営業の人たちの税金(Retenciones de actividades profesionales)が15%から21%になることです。会社や取引先が払う税金(IVA)も21%になります。双方ダブルで値上げということで、これはつらいです!!

例えば1000ユーロの仕事をすると。自営業者が210ユーロの税金(retencion),取引先の会社が210ユーロ税金(IVA)を払うことになるのです。420ユーロって、ほぼ半分近い。税金のぼったくりじゃありませんか?

会社・取引先に支払う税金(IVA)は会社が払うのですが、申告して銀行に払いに行くのは私達自営業者です。
支払うのは相手側なので、自分の給料に上乗せして請求書を作ります。払うのは会社側なので自営業者に一見関係なさそうですが、実は大いに関わりがあります。IVAは3ヶ月ごとに支払うのですが、給料が振り込まれる前に支払にいくからです。たとえば4ー6月のお給料のIVAを7月20日までに会社に代行して自営業者が支払いますが、6月分の給料をまだもらってないのに、払わなくっちゃいけない。これは結構な金額なので、立て替え額としては打撃ですね。スペインは会社によっては支払が3ヶ月も遅れる会社も多いので、大変です。

消費税の値上げは「買わなきゃいいから」とそんなにショックではありませんでしたが、お給料の税金(日本の所得税?)が21%となるのは痛いです。自動的に差し引かれるって大打撃ですね。

今回の所得税が値上がりしたのは、芸術家や自営業者の所得税です。所得額によってもちろん税率は変わりますが、とりあえず有無を言わさず支払わされるのが21%。この所得税は職業によって違ってきます。例えば農業、漁業、森林業の人たちは同じ所得税も2%で、今後も変わらないと発表されました。

9月1日からの適用となるそうです。

深刻な人が周りにあまりいないし、レストランも観光地もにぎわっているし、不況感感じない、、と思ってきましたが、さすがにこれだけ増税が発表されると、明るいスペイン人も楽観的な私も、圧迫感いっぱいです、、。暗雲立ちこめてきた感じ。これから真の景気後退に入りそうですね。
値上げ前に2年分ぐらいコンタクトレンズ買おうかしら、、。
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