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原発を続けるならば

2011/09/05 Mon 10:56

昨日の話題の続きです。

原発を続けるというのならやってほしいことがあります。
こんなところに書いても誰が見るわけでもないでしょうが、もの申す!姿勢で書いてみます。


<やりすぎるぐらいの、何重もの安全対策>
何年か前に、原発についての裁判が行われ、そこでの発言をニュースで読んだことがあります。
記憶が定かではないのですが、「これこれの状況になった時の対策をしていない」的な訴えで、それに対して専門家は「そんなところまで考えていたら、原発を持つことはできない」という発言をしていました。

つまりそこまで想定はしていない。過去に例がないので考える必要もない、というわけです。

このニュースを聞いた時に私は「この人、何言っているの!?」「そんな甘い考えで原発を持っていいのだろうか」と思ったものです。

不安材料が少しでもあるのなら、それを防ぐ方法を何重にも考えて、やりすぎるほどの安全対策をやるべきでしょう。


原発は「止める」「冷やす」「閉じ込める」と3重構造になっていたと言われていましたが、たった3重でいいのか。その3重はどんな状況でも可能なのか。3重を遂行するために、これが効かなくなったら,次はこれ,次はこれ、と、その3重をさらにいろんな方向から検討した安全対策は行われていたのか?
これは否です。実際には電力が失われ、臨時の電力も使えず、3重構造は途中でストップしました。あっさりと。

なんでも時が経てば「見直し」というものがあると思いますが、原発のマニュアルも何年も前からほっておいたそう。今回のことで明らかになったのは、「安全過信」です。

もし原発を続けるなら、ここまでやるか!!ぐらいの過剰なほどの安全対策を徹底してほしいものです。原発は止められなくなったときの恐ろしさを考えると、そのぐらいの安全対策をするべきだと思います。




第三者からの調査

今まで原発を推進してきた理由のひとつとして、それが国の姿勢でもあり、原発を受け入れた町にとっては経済のもとでもあったからです。原発をやめるとなると、困る人たちがたくさん出てきます。本音は原発を続けたい、のです。

こういう状況で、調査団は公平に利害関係のない第三者、できれば他国の専門家などが検証すべきです。

バルセロナでサグラダファミリアのすぐ隣下に、新幹線のトンネルを造ることが決まった時、住民やサグラダファミリア側は大反対をしました。というのはバルセロナは地盤がよくなく、地下鉄工事で地盤にごっそり穴があき、アパートが崩れ、何ヶ月も人々がホテル暮らしになっていた事件などが数年前にあったためです。

轟々に批判を浴び,どんなに安全だと訴えても反対運動は収まらず、最終的に5カ国ぐらいの国の専門家でできた調査団ができ、そこが安全を保証しました。


専門家の選考が不透明であったので、たいして安心させなかったかもしれません。しかし国外からの専門家というのは公平な調査をさせるために画期的であったでしょう。というのはスペインでは新幹線の工事でもそうでしたが、特定の企業に便宜を図る傾向にあり、身内を庇う傾向にあり、賄賂や癒着が非常に強いとされる国だからです。

わが故郷の佐賀県でも原発のやらせ問題が出ていますが、原発を促進したい組織の関連者や、日本の原発に詳しい(つまり原発を収入源として働いて来た)人たちでできた調査団が安全を保証しても、安心する気になれるでしょうか。

一番良いのは,アメリカ、フランスなど、原発先進国の複数国の専門家を呼んで、本当に公正な安全調査をすること。もしくは原発反対者も交えて、反対派の目から見た厳しいチェックをしてもらうこと。安全と宣言できるのはそれからです。


<シミュレーション>
東北は避難訓練の実施が他の土地よりも多く、そのおかげで助かった人もいる、、と言われています。神戸はあまり地震慣れしてない土地柄だったとも言われ、地震後、各家庭の対策は大きく変わったとも言います。私は地震のほとんどない佐賀県で生まれ育ったので、「逃げ道を確保する時にドアか窓を開ける」というのさえ、社会人になるまで知りませんでした。

いざとなると、動揺するので大事なことを忘れてしまいがちです。火事の時どうするか?地震の時どうするか?何度も何度も訓練していればきっと助けになるはずです。

東北地方の幼稚園は月に1回の避難訓練が義務付けられていた地区もあるそうで、その地区の幼稚園の犠牲者はゼロだそうです。幼い子供達を整列させ、手を引いて、ついてこれない子をおぶって・・。毎月の訓練をやっていなければ高い所への避難も容易ではなかったことでしょう。

原子力発電所内ではもちろんあらゆる訓練をしていると思いますが、私は歴代の首相や原発のある県知事たちに、「どういう判断をするか」,非常時の決断をシミュレーションを常々して実施して欲しい!!と思います。

とっさに決断する。なかなかできることではありません。

たとえば海水を使うと原発がもう使えなくなる。自分の判断だけで莫大なお金を棒に振っていいのか。それをトップの人間は考えます。お金のもったいなさから、「もう少し・・」と先延ばしにしたのです。
他国から助けが申しだされても、まだ自分たちでもうちょっとやってみようと思った。体面を考えたに違いありません。

しかし「過ぎてしまってから」は遅いわけで、「事が起きる前に」ストップさせなくてはなりません。起きる前にストップさせてしまうと「なんだ、もうちょっと続けられたはずだ」と批判を浴びます。しかしその批判をすべて引き受けても、こういう危険信号が出た時点でストップさせよう、そういう決心のラインを時折シミュレーションする、これは大事だと思います。

経済効果ばかりを試算せず、その重要な判断をすべき立場にいる人間であることを、彼らには常に意識して欲しいです。


早めに撤廃する

日本では、まだまだ十分に食べれるコンビニのお弁当も、念のために、さっさと捨てます。実家がコンビニをやっている子がもったいないと嘆いていましたが、決まりなのだそうです。食品の賞味期限も、日本の場合は、本当の賞味期限よりも早めに設定してあり、海外の賞味期限よりずっと厳しくなっています。

そこまで慎重に安全面にこだわる日本が、原発はなぜ、引き延ばしにするのでしょう。

佐賀県でも老朽化が心配されている一号機は36年を超えていて、予想以上の劣化が進んでいると心配されているそうです。昔は長くて30年とされた原発を、現在では60年稼働としているそうですが、もう少しもう少しと考えて、大変なことになったらどうするんでしょう? 「念のため」30年ぐらいでストップさせてもいいのでは!?なんでもそうですが、30年使い続けるって、結構、すごいことですよ。

結局はそこまでしないと、もとを取らないのであれば、原発が一番コスト面で安いというのは嘘となるわけです。廃炉後のコストや、被害発生後にこれだけ長期化することも考えると、総合的に本当に安いのかは疑問です。




・・
ところで、最近どこかで見たネット情報で、佐賀の玄海原子力発電所で作られる電力の80%が福岡市へ送られている。九電は福岡市のために佐賀に原発を作ったのである、という記事を読みました。

・・本当かどうか知りませんが・・。


原発のまじめな話はこちらで終わりです。(何か次にモノ申したくなるまでは・・)
聞いていただいてありがとうございます。
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