巡礼初日のランチと夕食をご紹介します。

巡礼中、巡礼メニュー(Menu de Peregrinos)というのが存在します。どこも10ユーロぐらい。前菜、メイン、デザート、飲み物は普通お水とワインが1本(二人で)がつきます。

しゅうさんは高いと思わないそうですが、私はあんな田舎で10ユーロは高いと思うのです。 メニューも普通。巡礼宿だったら激安の5ー10ユーロで泊まれます。今はユースホステルだってそんな値段じゃ泊まれないのに。食事もせめて8ユーロぐらいでもいいんじゃないのかな。特に田舎は何もない山間にあって、巡礼者のおかげでなりたっている村もあるからです。巡礼は長いので節約したい人も多く、毎日昼夜レストランで食べているのは一握りの人間です。

しかし後でログローニョで気づきましたが、あのへんはランチメニューが16ー18ユーロするのですね。10年以上前に巡礼に行った友達が「北部は物価が高くて、巡礼中食べるものに困った」と話していたのを思い出しました。だったら10ユーロの巡礼メニューは確かにお得です。バルセロナとは物価が違うのかなあ、。


さて昼食レストラン。入れ替わりに出ていくグループに、昨日アルベルゲでばんばん私の背中をたたいた、田舎っぺ丸出し(失礼!?)の4人組がいました!12時には到着したそう。あんなおばさん・おじさんだけど案外、元気に歩いて、すいすい山を越えちゃうんじゃないかと話していましたが、その通りでしたね。あっぱれ!


navarra (115)

navarra (116)

navarra (117)
最後のはCuajadaだったかな?たっぷり、はちみつをかけて食べます。
なんちゅうことはない昼食ですが、運動の後はおいしいです!


ランチの後はお散歩。観光するものはないので、アルベルゲ見学へ。この村には3つのアルベルゲがありました。
ボロい大型の市営アルベルゲは「ここにしなくてよかったね」って感じの外観でした。

DSCF7239.jpg
こちらは素敵なアルベルゲ。
値段も、素敵なアルベルゲ>私達のアルベルゲ>公共アルベルゲの順だったので、レベルもその順でしょうね。

私達のアルベルゲはおしゃれな点はなかったのですが、こちらは内装など凝ってました。
DSCF7244.jpg
外観。
DSCF7245.jpg
外の看板。お部屋はシンプルかもしれませんが、内装が素敵でした。
談話室みたいなところは、すーーーっごく、かっこよかったです!!
ビリヤードやピアノもあり、素敵な自転車が天井に飾ってありました。

このアルベルゲで、巡礼メニューを発見しました。
第一弾は19時半からで、12ユーロ。2部制なのですが、なぜか最初の部の方がメニューが1品多いです。早速予約しました。これが大正解です!


行って驚きました。
この日巡礼メニューを申し込んだのは9人だったのですが(宿泊アルベルゲはバラバラ)、全員が同じテーブルで家族のように食べるのです。他にテーブルはまだまだ余っているのに。

昨日も相席でしたが、巡礼中はこういう仕組みなんですね。英語力に乏しい私達は苦労しながら?会話に参加しましたが、なかなかおもしろい体験です。親しくなる機会が増します。

DSCF7247_20120909032014.jpg
修道院にいるような、素敵な壁画で飾られた食堂です。私達も最後の晩餐のように?みんなでテーブルを囲んでいます。

写真にうつっているのはスウェーデンからの母娘。その向かいにはカナダのバンクーバーからの祖母と孫娘が座っています。巡礼中、「親子」、「祖母・祖父と孫」というパターン、本当に多かったです!!夏休みだからでしょうけど、予想以上。最初はいやいや参加するティーンエージャーも最後は気に入り、家族の絆が強まる話もよく聞きます。


食事はとてもおいしくて大満足です。
まず前菜が3種類でてきました。野菜クリームスープとサラダと、地元Zubiriの郷土料理の1つRellenoです。
DSCF7249.jpg
クリームスープ。
DSCF7250.jpg
Relleno.

どれもとっても美味しかった!! Rellenoは食べたことのないお料理でしたが、ポレンタを使ってるんじゃないかという皆の声。聞いてみるとポレンタ(コーンの粉)は全く入っていないということでしたが、皆とっても気に入ってました。唯一スペイン語がしゃべれる私達はレストランの人たちと会話するには重宝(?)されました。

皆さんが食べていた肉料理。写真を撮らせてもらいました。大好評!
DSCF7251.jpg
がっつり、でかい!ポテトすら美味しそう!

DSCF7254.jpg
タラのトマト煮込み。美味しそうでしょうー!
Bacalao con tomates y pimientos.
私達が頼んだ魚料理。魚を頼んだのは私達二人のみ。やっぱり皆さん、肉食です!?


ワインも飲み干し、おなかいっぱい。デザートもこれまた美味でした!!昼と同じ、Cuajada だったかな?自家製とメニューに書いてありました。

ところで、巡礼に来る年配の外国人は皆さんはインテリなんでしょうか。特にアメリカやカナダからの人々。シャーリーン・マックレーンの本は全員が読んでいるようだし(巡礼の世界ブームのきっかけ!?)、スティーグ・ラーソンの小説や映画の話、いろんな話題で盛り上がりました。

カナダ人祖母もスウェーデン母も似たようなタイプ。きりっとして、厳しそうで、知的な雰囲気を持った人です。家族仲もよさそうだし、教育熱心そう。

私達日本人は若者もそうですが、日本のお母さん・おばあちゃんたちはここで話題に参加できるだろうか!?語学力以前に、幅広い興味と話題の振り方という意味で、欧米人の会話能力の高さを感じました。

マックレーンは興味なかったですが、ラーソンの本は読もうと決めてる本だったのに、まだ読んでいませんでした、、、。もっと本も読まねばなりません!?人と会話すると、いろんな刺激になりますね。


私達の左と向かいには3人組が座りました。
DSCF7252.jpg
南アフリカのケープタウンからの女性2人と、ドイツの男の子。あんまり仲良いので最初から知り合いかと思っていたら、巡礼途中で仲良くなった3人組でした。一番左の女性は冗談ばっかり言っていて楽しい人。そういえば今日途中でこの3人組を追い越しました。レインコートを被ってたので姿はあまり覚えてなかったのですが、その時もこの楽しい女性がジョークで笑わせてたので、思い出したのですよね。もう1人の女性も心優しい女性という雰囲気。この3人とは庶民レベルの?会話ができました(笑)。

右の女性が足を弱めていて、私が日本から持参した、強力なバンテリンの自慢をしたところ、うらやましそう+とてもつらそうだったので、食事後にいったん宿へ戻って、塗り薬を貸してあげることになりました。廊下で塗ってあげてたら、結局他の2人も気になって?通りすがり??(笑)3人とも、私の薬のお世話になりましたが、そんなこんなで交流があって、記憶に残っています。

どのぐらいで全部旅が終えれたのかな?
あのスピードと足の痛み具合からすると、人一倍時間がかかりそうに思えました。この日お別れをしながら、2度と会わないだろうなと思ってました。巡礼後はバルセロナに観光に来ると言っていたので、ばったり会える奇跡の日を夢見ましたが、会えることはありませんでした。(ドイツ人の男の子とは巡礼中すぐに再会します)しかしあの2人だったら、出会う人みんなに笑いと温かさを振りまいたことでしょう。

初日は印象的な夜で終えました。
私のガイドブックではRoncesvallesからZubiriまで22.14kmでした。30分間違え、30分かけて戻ったので、たぶん+3kmは歩いているでしょう。25kmとします!



スポンサーサイト
フランスの道 | コメント(0)
コメント

管理者のみに表示